活力剤ーここぞというときのレッド○ルー活力剤については、普段の管理の中では欠かせないものではありません。 私自身、毎日与えるような使い方はせず、むしろ「常用しない」というのを基本のルールにしています。 必要な場面は限られていて、例えば板替え直後や株の輸送後、または季節の切り替えで反応が鈍くなっているときなどです。 そういうときに短期間だけ与えて、株に立ち上がるきっかけを与えるようにしています。 使う資材としては、海藻抽出物をベースにしたものやフルボ酸系のものを選ぶことが多いです。 これらはどちらも栄養分というより「体調を整えるサプリメント」のような位置づけだと捉えています。 基本の液肥とは役割が違い、根の動きをスムーズにしたり、株全体の代謝を底上げしたりするような感覚です。 私はこれらを単独で使い、混ぜ合わせることはしません。 与える頻度は週に数回程度で、期間は1〜2週間ほど。 長期間使うことはせず、効果が見え始めたら早めに切り上げます。 長く続けてしまうと、液肥や環境の要素との区別がつかなくなり、評価が難しくなるからです。 使う日には観察を丁寧に行います。 貯水葉の縁の乾き方、胞子葉の反り具合、葉の色の冴え、そして板の重量感。 2〜3日で小さな兆候が出ることもありますし、何も変わらないこともあります。 変わらないのであれば、そのまま打ち切ってしまうことも多いです。 無理に続けない方が株の姿が安定することは何度も経験してきました。 活力剤を使う場面で共通して大事なのは「引き際を決めておくこと」です。 使い始める時点で「今回は1週間で終える」と決め、効果が出ても出なくても延長しない。 そのルールを守るだけで、株が過剰に反応したり、逆に効き目を感じなくなったりする事態を避けられます。 送風はエクメアムーブをダクトレールに設置し、照明と同じ時間帯(8:00〜23:00)のみ稼働させています。 活力剤と直接の関係はありませんが、日中に光と風がある状態の方が、変化を見極めやすいのは確かです。 今日のメモ。 先日板替えをした株に少量の活力剤を与えました。 二日目で葉の張りが戻り、四日目には新芽に艶が出てきました。 予定通りここで打ち切り。 やりすぎず、必要な場面で必要なだけ。 この姿勢を忘れずに今後も続けたいと思います。 また、こうした活力剤の経験は観察眼を鍛えるきっかけにもなります。 普段以上に細部を意識して見ることで、肥料や水やりの影響も整理して考えることができます。 結果として「今は必要ない」という判断ができるようになるのが、一番大きな学びかもしれません。 |